北海道ルーツ探し旅行(殆ど帯広)

7月5日から1週間北海道の帯広に行ってきました。息子は“帯広ってなにもないヨ”と言ってたっけ
一週間も帯広だけ滞在した理由などはこのブログを読むと分かってくれるかもしれません
最後に旅行の感想と10分間の動画を載せてます

7/5(日)
石田さんと

①リュックを背負って出発、スカイマーク機で新千歳空港到着
 I夫妻が迎えに来ててくれて車で途中の早来(はやきた)の「レストランみやもと」でカマンベールチーズ入りソフトクリーム
 を食べました。「道の駅あびら」ではD51を参観。蕎麦屋(そば哲 遠浅店)で私と奥さんは冷やし狸そばを
 夫はお酒を楽しんでました。手打ちそばが美味しい。
 歓談し、庭を散歩。40年ぶりくらいの再会で長い空白があったけどすぐに打ち解けてニコニコ。
 「102才まで生きる」本と手作りの帯ポーチをプレゼント。
 JR南千歳駅前の北口バスターミナルまで送ってもらってバスで帯広へ。十勝ガーデンズホテルにチェックインし休憩。
②ばんえい競馬が見たいのでタクシーで行ったがやってなかった。夕食はおなかが空いてないし、予定の北の屋台は私の好みで
 ないのでスーパーでお寿司を買って十勝ガーデンズホテルの部屋で食べました。

7/6(月)
①夫が早朝サウナに入り熱中症みたいになったのでバスを一時間遅らせて、目的の出生地を探すことにします。本籍に近い
 バラエティショップササキで話を聞いてもらいました。ササキさんは地図帳を大きなルーペで探してくれる(親切に感謝) 
 紹介された裏の元種苗店のおじいさん(90近そう)に話を聞きました。おじいさんは地図を描き乍ら
 一生懸命に記憶をたどってます(親切に感謝)だいたいの生まれた場所が前の駐車場と思えるので、写真撮影。
 「高橋まんじゅう屋」の店の包み紙が古い地図を載せてるとのことで店を探すけれどバスの時間も迫り途中で引き返してバス
 に乗り白樺並木をへ。このころは出生地の西1条南11丁目の街並みの仕組みが理解できませんでした。

出生地1


②「十勝牧場の白樺並木」散策草原や小麦畑に囲まれた白樺の並木道はまさしく北海道です。
 十勝牧場は飼料研究所なので牛や馬は見えません。残念

白樺並木

③再度、バスで「大草原の小さな家」へ、レストランで地元の野菜中心料理をランチバイキング 1,300円也+高い消費税
④歩いて乗馬体験のマイ ステーブルへ行って乗馬を楽しみました。青空と白い雲の天気もすばらしく、
 大雪山をはじめとする遠くの山に囲まれた広い北海道を感じる草原の道、畑の中のあぜ道、クルミの梢の木漏れ日の細道、
 馬の背にゆられてポックポック歩きます。最初は耳をそらしてバフバフ鼻を鳴らして警戒してた馬、こわごわ乗った私達も
 最後は慣れて、調子を合わせて一緒に歩きました長年の夢がかないました。ただ馬が道草を食べるため首をグーンと
 下げるのでその度にまっすぐに歩行させるのが困難でした。指導者 安永美登里先生

乗馬

⑤またバスにのって「然別(しかりべつ)湖温泉ホテル風水」へ。温泉入って夕食。しゃぶしゃぶでした。給仕さんは
 東南アジアの研修生です


7/7(火)
①和風朝食後、おにぎり弁当を二人分(4個だけ)作ってもらう。然別(しかりべつ)湖周囲を歩いて白雲山登山。登山口で入山を
 記録してから登り始めます。
 最初ずっと岩ゴロゴロの急な山道で不慣れな私は心肺がつぶれそうで10メートル進んでは休憩してました。
 何度も“もうやめたい”と思いながら休み休み登りました。
 尾根に出てからはゆるやかな道で白雲山の頂上は大きい岩ばかりです。
 (私は頂上はもういいや)と思って4mくらい下の岩の上に横たわって休憩。
 疲れてて展望山へは行けず東雲湖にも未練がありましたけど、早く帰りたかったです。

白雲山2
白雲山
 
下山途中の道をふさいでる倒れた大木の腹に座って休憩し、おにぎりだけの弁当の一人前(おにぎりひとつずつ)を食べて、
 ホッとしました。「風水」旅館へ戻って温泉に入って休憩してから夕食。牛肉のバター焼きでした。

7_IMGえびね蘭

えびね蘭みたいな花が優雅に咲いてたので撮影。これってすごく高価なのかな~だけど採る元気はありませんでした

7/8(水)
①早朝、右腕が痛いのでみたらかさぶたみたいに赤い範囲に黒いほくろ状のものがあり、ひっぱったら小さいクモのような虫が
 皮膚にめりこんで血を吸ってる。引っ張って剥がすと動いてる。知らない虫だ~(マダニだった)シーツの中にいたのかしら?
 風呂に入ると左の肩あたりもマダニが食いついてます。フロントに訴えたら然別湖ネーチャーセンターの人が見てくれて
 登山中の熊笹からついたのではないか、気になるなら病院へ行きなさいとのこと。
 どこの病院?東京でいいやと思いました。着てる服にマダニがついてると嫌なので
 コインランドリーへ、ドライは時間がないので絞ったままの衣類をリュックにつめてバスに乗って帯広へ
②帯広へ帰り、金曜日に泊まる予定のふく井ホテル(旧福井旅館)へ話をしてドライを借り、衣類を乾燥させ荷物を預けてから
 「駅前サイクリングセンター」で自転車を借りて真鍋庭園へ、雨がぽつぽつ降ってきました。
 真鍋庭園はストーリーのある庭でした。ベンチで昨日の残りのおにぎりの残り一人分を二人でベンチで食べました。
③雨が降るので「十勝ヒルズ」は又にして、帰路を急ぎ、札内(さつない)川の土手の緑の道をサイクリングで帰りました。
 土手の道は両側に緑の木々や畑が続きすてきです。
 土手の道が切れたところでは道なき道をさがして橋にでてセーフ!帯広は川が多いことに気付きました。
④帯広街内へ戻り、先日行けなかった高橋まんじゅう屋を探し出し、お休みでしたけど裏の自宅をピンポンして
 まんじゅう屋おばあちゃんにでてきてもらい包み紙を頂き、冷凍大判焼きも頂き、話も聞いてもらいました(親切に感謝)。
 地図は昭和10年のものですが小さい文字でわかりずらいの、なんとか福井旅館(現在のふく井ホテル)は読めました。
⑤頂いた大判焼き(冷凍)をササキのおばあさんに届けたら出生の番地の違う説明が聞けました。大判焼き(冷凍)は
 元種苗やさんにも届けました。みなさんありがとう。
⑥駅前の長崎屋によって「四葉」のチーズをお土産用に購入。
⑦午後3時ころ発のバスに乗ってバス停「下士幌(しほろ)小学校前で」下車して重いリュック背負って20分歩き
 (クルマで迎えにも来てくれるそうで頼めば良かった) 「トイピルカ(良い処のアイヌ語)北帯広ユースホステル」へ
 夕飯は刺身、黒酢煮だと思う等で美味しいです。
 ユースホステルは私達夫婦とペアレント夫婦だけなので、気軽に話せ楽しかった。

真鍋庭園


7/9(木)
①夫が早起きしてハンモックに乗って寝たようで冷えてしまい(子供だネ)ベッドでまた寝てました。
 朝ご飯のパンが美味しい。コーヒーも美味しい!最高!
②ペアレントさんの自転車を借りて「十勝ネイチャーセンター」で電動に借り換えるつもりだったけど良いものが無く
 借り換えずに「十勝エコロジーパーク」へ行きました。人が少なく十勝川の流れのそばまで行け広い景色に感動!
 自然林も残っていました。
 暑いのに木漏れ日の中をランするのは涼しく気持ち良かったです。更に十勝川にそって千代田えん提
 (戻ってきた鮭をとるための堰)を渡り反対側の土手も走りました。のどがガラガラになり水とサンドイッチとおそばを
 コンビニを探して買いました。空気が乾燥してるのでランすると喉が渇きます、水筒は熱いお茶なのでごくごく
 飲めません。そんな訳で水は良く買いました。
③楽しくランできたので、もう一回「十勝エコロジーパーク」に行くことに決めて、サイクリングしました、
 誰もいない広い芝生の一本の木の木陰にシートを敷いてサンドイッチとおそばのランチです。
 この旅行では朝と夕のご飯を食べるとおなかいっぱいになってしまい(年とったせいか、おいしいせいか)
 ランチは軽いもの(安いもの)で済ませることが多かったです。
④ランチの後は夫は「十勝ガ丘公園」急な坂道→「十勝ガ丘展望台」へラン。
 私はくたびれたので「十勝ネイチャーセンター」へ戻って足湯をしながら待ってました。ホステルへ戻り夕食、二泊目

エコロジパーク


7/10(金)
①早朝私はホステルの周りを散策、途中でペアレントさんと出会い、話しをしながら川(名前忘れた)を渡り池迄散歩。
 川で釣りをしてる人を発見。ペアレントさんの話だとニジマスが釣れるそうです。遅く起きてきた夫ともまた散歩。
②ペアレントさんにバス停まで送ってもらって帯広へ帰り、ふく井ホテル(旧福井旅館)へ荷物だけ預けました。
③「駅前サイクリングセンター」で自転車を借りて札内(さつない)川沿いのゴルフ場そばの土手の道路をラン。
 土手の草むらで小さいキタキツネを見つけました。「おーい」と言うとキョトンとして私を見つめます
 肢に黒いソックスをはいてるのと目つきがハスキー犬みたいに薄い色で鋭く、犬とは違います。
 慌てて鳴いてるせっかちなカッコウのさえずりも聞こえてました
きたきつね


10_IMG_0649s.jpg


「真鍋庭園」あたりで橋を渡って「十勝ヒルズ」へラン。主要道は畑の中、
 ぐんぐん走ります。急坂を上ると電動のバッテリーがなくなりそうで困りました。
 十勝ヒルズは寄せ集めた花の庭園で十勝川温泉が見える丘の上にあり、おしゃれに作られてます。
 札内川の伏流水から湧き上がる水が気持ちよかったです。帰路は私は電力使わないで走りました。
 下る途中で「十勝カルメル会修道院」があり撮影、正午の教会の鐘が鳴りました。電動自転車が使えないので
 いったん「駅前サイクリングセンター」に帰りました。「ふく井ホテル」にチェックインしシャワーを浴びてから
 午後2時くらいにホテル内のレストランでランチ。部屋で休憩。

十勝ヒルズ

④元気になったのでまた1時間自転車を借りて「高橋まんじゅう屋」へ行きました。今日は開店してたので仏壇用と土産用に
 大判焼きを買いました。まんじゅう屋おばあさんが顔を出してくれて話をしました。だいたいの帯広の人は
 「高橋まんじゅう屋」もまんじゅう屋おばあさんも知ってます。味も良くお客さんも並んでました。
 夫は緑が丘公園へ寄り道し私は寄り道せずにホテルへ
⑤夕方になってから歩いて六花亭本店(閉店してた)とふじまるデパートの六花亭に入ってバターサンドを食べました。
 西X条南Y番地がちょっと分かり始めました。コンビニで酒とカップ麺などを買ってホテルの部屋で夕食として
 食べます。チーズの大判焼きも食べました。

7/11(土)
①6時半に朝食、二階なので向かいの土地が良く見え出生地を考え直したりします。荷物全部持って7時15分のバスで
 「道の駅中札内」へ行き、8時半ごろ到着。自転車を借りて、「六花の森」へ行く予定でしたが早すぎて開いてません。
 しょうがなく歩いて「六花の森」へ。ところが「六花の森」は10時半開園なので開いてません。
 (ずーっと待つの?)庭士さんに事情を話したら、「中札内美術村」へ自家用車でつれて行ってくれました(親切に感謝)
 ここはコロナの理由で今は整備中ですが見ることはできます。柏の林の中に点在する美術館は開拓時代を思わせる小さくて
 頑丈で見事なものばかり。それを移築して森の中に離れて置いて美術館にしてます。美術家は帯広在住の人が多いようです。
 感銘を受けたのは「坂東 優」の母子像でした大きい手で抱いた乳飲み子、絶望を感じる姿勢と感じられる表情、
 意思と実行力を表す大きい肩や背中がとてもいいと思いました。今回のルーツ探しの旅の意味ともあって胸が熱くなります。
 10時20分に庭師さんの自動車で「六花の森」へ(親切に感謝)
②受付で昨年訪れたクロアチアから古民家の古い材木を解体して日本へ運び六花の森の建造物に使ってることを知り、
 因縁を感じました。クロアチアもユーゴスラビア時代から発展は遅く古いものが残ってるようで、私はそれに惹かれて
 訪問したのかなと思ってます。しっかりした木材は風雪にあってさらにすてきになってます。「六花の森」は花もあるけど、
 小川が流れていて気持ちがいいです。作為が強くなく北海道らしい設計センスが好きです。
③昼は六花内のレストラン(六'café)でお菓子ばかりのランチ。夫が高い本(坂本直行画集)を買うのでけんか!
 小学生の詩集「サイロ」は良い本です。六花亭の主人(小田豊四郎)は只のお菓子やでなく志のある方です。

六花の森


④「道の駅中札内」へ歩いて戻り夫はとうきびを食べ私は道の駅前のマックスバリューでおいなりさんとツナサンドを
 買いました
⑤帰路バスで「大正本町」降りて「とかち帯広空港」に行くのですが良く分からず農協の中に入って尋ねたら
 親切にしてくれました。
 人里離れてるのに混みあった人気のケーキやの前のバス停です。帯広はスイーツのお店が多いです。小豆(あんこ)や
 バターや牛乳、小麦粉と材料の良いものがとれるからかな。暫くバスを待ってたら、
 先ほどの農協の人が自家用車を運転してきて心配したのか空港まで送ってくださるとの申し出。あまりの親切にびっくり。
 私達のようにリュック背負って歩く老夫婦はいないから驚かれるみたいです。北海道はクルマ社会で一般の人はバスのことは
 良く知ってません。バスの窓から幸福駅が見えました。電車は走ってませんけど駅は有名です。古い地図には帯広駅の隣りに
 大通駅がありますけど今の地図に駅は帯広駅だけ。。これが幸福駅に通じてたのかな。(誤りでした)
⑥とかち帯広空港から羽田へ、東京近くになると地面が良く見えて「あれは六郷かな?」等楽しかったです。
 飛行機の中では何も食べれなかったので、マックスバリューで買ったおにぎりとツナサンドを夕食にしました。
 かずくんが「おばーちゃん荷物もってあげる」と迎えてくれてうれしかったけどバックのなかのスマホが目当てだったかな?

今回の旅行の感想
1.暑いけど過ごしやすい気候
 天気に恵まれました。北海道に梅雨はないはずなのにと思ったけど行く前の予報ではずっと雨でした。だけど滞在中に雨に
 降られたのは1時間。日差しが強く30度あっても空気が乾燥してて、さわやか、ここに住みたーい。ただ冬は寒いらしい。

2.綿密な旅行計画
 母の葬式で揃えた書類に夫の出生地記録があり、今年の二月ころから出生地に行ってルーツを知りたいね
 と話しがあって実現するよう予定し始めましたコロナ禍があり、大丈夫かなと思いながら進めた計画は
 夫の時間をかけた綿密な計画があり成功したと思ってます。ありがとう。

3.サイクリングの楽しさ
 ツアーの旅行だと観光地にバスで行って混雑の中をパンフレット通りの旅行になります。有名な観光地はどこも混んでいて、
 人は観光客相手の対応をするだけ。昨年のスロベニアのブレッド湖が良かったのは景色も良いけれど、住んでる人の気持ちが
 みえたからだと思います。サイクリングやリュックを背負った徒歩だと周りの観察ができるし、生活や人情にも会える。
 今回のサイクリングでは川の土手の緑の中を走ることが一番。誰もいない、車も来ない。風がふいて気持ちがいい。
 木陰に入ると涼しい。キタキツネにも会えた。人にも声かけやすい。
 二番は畑の中の見通しの良い車の往来が少ない広い道を「ひゃっほー」と騒ぎながらパワー全開で走ること。
 青い空、白い雲、紫の連山、じゃがいも、麦、とうきびの畑を見渡しながらぐんぐん加速すると楽しい。

4.母(まつ子さん)の苦労、助けた帯広の親切な人達
 三重県の御座で結婚して旦那さんの勤務先(近衛兵だった)の北海道の自衛隊駐屯地へ出向いた若い時、とっても幸せ
 だったろうに、赤ちゃん(私の夫)が生まれて旦那さんは赤ちゃんの名前をつけただけでしばらくしたら逝ってしまった。
 旦那さんが亡くなってから葬式を出して遺骨と赤ちゃんを連れて遠い故郷に帰ったか、
 病気の旦那さんを連れて故郷に帰ったのか
 分からないけど、困っていた時に、帯広の人は優しかった気がする。
 今回旅行して判ったのは出生地だけでなく、母が帯広の人達にとても助けてもらってたと確信したことです。
 それは帯広を離れるバスの中で涙と一緒にこみあげてきました。「六花の森」の母子像の彫刻が語っているように
 がんばって赤ちゃんを育てる決心をしたのでしょう。思いが伝わり、うれしかった。母は姑であって、いろいろあったけど
 今回の旅行は鎮魂であり供養でした。良かったです。



使用してる曲は
Simon & Garfunkel:Scarborough Fair-Canticle
Kathleen Battle:ポプラの森
Ornella Vanoni:LAppuntamento
ヨーデル:山の人気者
Category: 旅行/散策

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