午後3時の洋画劇場

TVを買ったのは私が小学校低学年のころでした。それまでは近所のアキオちゃんちで庭から茶の間のTVを近所の仲間で遊びついでに見てました。鉄腕アトムのアニメの前身みたいなものでアトムが絵に描いてありそれを下から人が持って左方向へ進ませ、くるっと回わして右方向へ進ませる紙芝居みたいなしろものでした。くるっと回す時にばれてしまいます
または線路向こうのお米屋さんちまで行って見せてもらってました。が、ついにTVを買ったのです。金五郎や水の江滝子の「ジェスチャー」なんか見てました。
ものすごく印象に残ってる番組が
月曜から金曜の午後3時から同じ映画を放送した「テレビ名画座」です。五日間同じ番組なのでTV慣れしてない私は「今日は昨日だったのか」とすごく不思議感を持ちました。1930年代から1950年代のフランス映画の名作が多かったです。
中でも「オルフェ」の印象が強かったです。後年ブラジルを舞台にした作品の「黒いオルフェ」でなくジャンマレー主演の「オルフェ」です。内容は覚えてませんけど。主人公が違う世界(黄泉の世界)へ行くときに鏡をすり抜ける時を水の中を通るように表現したイメージが強く残ってます。手を差し出して鏡の中に入ると、そこは知ってるような知らないような世界で切り出した岩と砂のよそよそしい世界(フランス映画らしいシーンで茫漠としてて怖くてきれいでした)。そあれは何の映画だったかを知りたい知りたいと思いネットで調べたら「オルフェ」に行きついたのです。ネットはこういう調べものに強力です。しかし本当に「オルフェ」が私の知りたい映画だったのかまだ確信が持てません。こんな灰汁の強い男だったっけ??ジェラールフィリップみたいな優男が主人公だったような・・もうごちゃごちゃになってます。



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